風光明媚な湖畔。林道を歩く人影。和服姿の中年女性に案内され、ひとりの男が竹林に佇む倉の中へと向かう。
彼が手にした小さめの木箱には「利休」の文字が。慎重に中身をあらため、思わず震える男。手にしたものは、
千利休にまつわる貴重なお宝なのか…?
【事件の関係者】
細野唯子:独立行政法人・生体組織工学センターの主任研究員。同人誌を発行する歴史愛好の会「七哲庵」に所属している。 大学時代、尊と恋人同士だった。
前川博義:唯子と同じく生体組織工学センターの研究員。「七哲庵」の会員。
芝木美都代:元祇園の芸子で現在はスナック「美都代」を経営。「七哲庵」の会員。
牧瀬妙子:有名な占術師。「七哲庵」の会員。
古屋茂吉:不動産会社経営者。「七哲庵」の会員。
蒲田玄洋:茶室「蒲田亭」を営む茶道家。「七哲庵」の会員。
高村朋治:呉服店経営者。「七哲庵」の会員だった。東京都中央区新川の第一ビル公園付近で転落死。
細野多久郎:唯子の父親。生体組織研究所(後の生体組織工学センター)の所長を務めていた。2004年に死亡。
【主な人物の動き】
◆独自の歴史解釈を展開したり線香の数を一瞬で数えたり、相変わらずのエスパー右京。せっかくたまきとデートするつもりで京都に誘ったのにね。
◆サングラスが超絶似合う色男の尊。大河内監察官とムーディなバーで飲んだり、唯子との恋バナがあったり。
◆証拠品の鉄道乗車切符を調べるにあたり、捜一コンビを仕切っていた米沢。このシーンのやり取りは「裏相棒」を彷彿とさせるものが。
◆尊と唯子の関係に興味津々な角田課長。
◆行く先々へことごとく現れる特命係のふたりを疎ましく思いながらも、結局は合流しつつ捜査を進める捜一コンビ(今回も三浦は不在)。
◆ガミガミコンビの内村刑事部長と中園参事官、絶妙なタイミングでナイスフォローな小野田官房長。
◆尊に唯子と別れた理由を聞き出そうとして逆に突っ込まれ、もやもやトークで誤魔化すたまき。
【見どころ】
◆絵葉書のような京都の美しい風景。雲ひとつない青空、鮮やかに色付く紅葉、穏やかに水面揺れる小川や湖。
◆登場した直後は謎の女・峰不二子かと思いきや、実はクラリス・ド・カリオストロだった、壇れいさん演じる細野唯子。
◆歴史再現シーンに東映時代劇スタッフ&キャストの本気を垣間見た。
◆いい味出してた京都府警の刑事たち。
◆橋爪淳さん、山口美也子さん、いしのようこさん、石田太郎さんなど、2時間サスペンス常連俳優がわらわらと。みなさん違和感なく京都が似合う。 ちなみに山口美也子さんはseason2・第3話「殺人晩餐会」にもご出演でした。
◆芹沢、あえて特命係に情報もらす役目が定着したな~。伊丹先輩にはうっかり口滑らせたふりして謝ればいいや、 だって杉下警部が動くと手取り早く真相に近付くし、犯人検挙するの俺らだし…って、お調子者に見せかけて実は腹黒いキャラ。
【ツッコミどころ】
◆不動産会社経営者の古屋。新築物件扱ってなさそうな苗字だな~。
◆TKOの木下隆行(敬称略)が!
◆「俺は今、君に何が出来る?」とか言われてみたいぞ!
◆唯子さん、みんなの目の前でそんな…ちょっとオープン過ぎやしまへんか?
◆芹沢が水も滴るいい男に!
◆ところで特命係の部屋って本当に改装したの?
【おまけ情報】
◆サイトのドメインを http://aibou.tyanoyu.net/(相棒・茶の湯ネット)にした甲斐があった!としみじみ実感できる内容でした(;´Д`)
◆脚本は戸田山雅司さん、選曲は前回と同じく辻田昇司さんでした。
2010.01.20