●●相棒 season8/第7話 鶏と牛刀

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警察庁。小野田官房長の部屋で、福祉衛生省と年金保険庁の幹部3名が藤石正輝の逮捕を先延ばしして欲しいと要請。 小野田との密談を終えた彼らは、直ちにFAデータを破棄しようと相談を。

場所は変わって新宿イーストホテル。地上には割れた窓ガラスが。その上に被さるように男が!顔から血が流れ出て…。

現場で作業する捜査員ら。死んだのは藤石正輝、35歳。新宿区百人町在住ですと、男の身元を説明する芹沢。彼はなぜここで死んだのかと問う伊丹…。

藤石の名刺入れを調べていた芹沢が、警視庁刑事部捜査二課 巡査部長・橘義郎の名刺を発見。すかさず伊丹に報告を。

翌日。中園参事官に対し、なぜ藤石を任意同行してはいけないのかと食い下がる捜査二課の刑事。そこへ別の刑事から、藤石が死んだとの報告が飛び込む。

その時、鑑識課には米沢と右京の姿が。検証の結果から現時点では自殺の可能性が高いとみる米沢。 藤石が捜査二課の名刺を所持していたことに疑問を抱く右京…。

美しい薔薇は身を守るために棘を装備しているの?

【事件の関係者】

藤石正輝:新宿第二社会年金事務所徴収課第一係・係長。新宿イーストホテル前で死亡。

栗田亜由美:藤石の恋人。

柴田真:新宿第二社会年金事務所徴収課・課長。

六原修司:二見組系暴力団組員。企業舎弟も兼任。

【主な人物の動き】

◆相変わらずカマをかけるのが上手な右京。

◆ちょっとムキになったり、意外と熱くなったり、右京に見透かされていたのが最後にはリベンジを果たしたり、色々な面をみせた尊。

◆いつものごとく特命係に全面協力体制だった米沢。

◆でっちあげちゃったり「忙しい?」と声をかけたり、常に臨機応変な対応の角田課長。

◆今回は三浦が不在のようで、コンビ・ザ・捜一だった伊丹と芹沢。

◆今回は刑事部長が不在のようで、単独で指揮を取っていた中園参事官。

◆腹黒さとお惚けとモラル意識を適材適所で使い分ける、絶妙なバランス感覚の小野田官房長。

【見どころ】

◆右京と小野田の会食シーン。今回はぐっと庶民的な場所で。もしや経費節減の影響で?

◆尊の派手すぎる居酒屋ファッション。

◆今回はやけに渋くて二枚目だった伊丹。

◆前回の中園参事官に続き、今回は右京のモノマネを披露した芹沢。

◆久々に声を発していた大木と小松。

◆キーワードは「窓を外して」。

◆亜由美が壊してしまったガラスケース入りの薔薇。その気になって地道に取り組めば、以前より体裁は悪いものの修復はできる、 という意味が込められていたのでしょう。男女のすれ違いも腐りきった組織も「覆水盆に帰らず」な事態にはなって欲しくないと。

【ツッコミどころ】

◆よっ!参事官。目立ってたよ前半は。

◆福祉衛生省(厚生労働省)とか年金保険庁( 社会保険 庁)とか、微妙に名前を変えてたな。「背信の徒花」もそうだったし、実名通りだとリアル過ぎてダメなのかしら。

◆尊、最初の変装は思い切りバレてーの右京の動きを探ってることも薄々バレてーの。このふたりの対決、後々きっちり描いてくれるんでしょうね~?

◆2度目に変装した尊って、もしや右京の背後にいた…?

【おまけ情報】

◆小野田が隠蔽依頼の件を例えた「鶏を割くに焉んぞ(いずくんぞ)牛刀を用いん」。 取るに足らない小さな事柄を処理するのに大掛かりな真似をする必要はないだろう、といった意味で、元ネタは孔子の論語です。

◆右京と小野田の会食シーンに登場した「ぼんじり」とは、鶏の尾骨周囲(尻尾部分)の肉。鶏1羽につき1つしか取れないそうです。

◆脚本はお馴染みの櫻井武晴さん、選曲スタッフは今seasonからお馴染みになった三田兼玄さんでした。


2009.12.09

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